best of game 2003

…といっても自分の中世界の話なので、偏ってること請け合いです。

今年、一番プレイしたゲームは間違いなく「さかつく3(PS2)」。
 時間的には、300時間オーバーしてると思う。しかも、現在進行形で。まあ、終わりの無いゲームではあるのだが。先日もうっかりスタジアム新築して、選手雇ったら、破産しかけたぐらいなので油断できない。まあ、一年越しでやってそうなゲームはそうそう無いと思う。
 瞬間風速的には、「第二次スーパーロボット大戦α(PS2)」「信長の野望天下創世(PC)」、「スーパーロボット大戦D(GBA)」か。
ロボット大戦二作品は期待通りのド安定。特に「第二次α」は現在最高傑作と言える出来。過去の作品とのストーリーの整合性はもとより、新機軸のシステム(小隊戦闘)関係の完成度は完璧。一部ストーリーの展開に難があるが、気にはならないレベル。
「信長〜」は何というか義務みたいな感じでのプレイなので、何とも言えないが、戦闘に一工夫欲しいところではある。「武将風雲録」ぐらいまでの自分が部隊を指揮しているという感覚がなかなか得られない。「戦闘(戦争)状態に入る前に八割、その勝敗は決している」という大原則から言えば正しいのかも知れないが。
内政関係に関しては、文句なし。
 時間的にはそれほどプレイしてないが、目に付いたゲームとしては、「式神の城2(GCC)」、「R :RACING EVOLUTION(PS2)」。
 コンセプト的に目に付いたのが、「どうぶつの森+(GCC)」、「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル(GCC)」。
「ファイナル〜」には新しい形のRPGの可能性を感じた。といっても過去に似たコンセプトを打ち出した作品はあったが、多人数マルチ(協力)プレイというのはRPGの原点(努力・友情・勝利のジャンプ三原則と言い換えてもいいかも)であるが、ウィザードりィ誕生から四半世紀を経て、TRPGに近い形に戻っていくのかも知れない。それは退化ではなく、進化という形と新たなインターフェィスとして、ネットワークRPGよりも手軽な方式で。

総括としては、「さかつく3」の麻薬度に勝るソフトは無かったということで。個人の嗜好が如実に表れるジャンルではあるが、完成度ということでは、今年一番である。

ネットワークゲームと既存のシステムとの過渡期にあるので、実験作的なゲームと既存の物の続編ばかり目立つ一年であったと思う。ゲームキューブをプラットホームにしているゲームに可能性を感じる物が多かった。