G機関

作品中での定義。以下引用。

>【G(ゲハイムニス:Geheimnis)機関】
正式名称は大独逸帝国守護竜師団五大部。起源は古く、
十世紀に救世者によって率いられた各地有志の騎師たちの末裔とされる。
彼らは救世者事件の後、ドイツ南部の黒き森から出ると、多神教である
サガやエッダと、一神教であるキリスト教の共存を求めて十字軍に参加した。

その後、独逸北東部の土地、プロイセンに独逸竜師団として移り住み、北や東からの外敵と戦った。第二帝国成立の折、彼らは独逸の各部へと去り、侵略ではなく国防においてその力を発揮した。ただ彼らの用いる戦闘力、そして独立機動性から国の軍事機関とは離され、また、諸外国を必要以上に刺激せぬ為にその存在は極秘とされた。この姿見えぬ守護者としての形態は大戦後も続いた。
もはや貴族の身を捨てた彼らはヴィルヘルム二世の亡命を促した後、独逸をもともとのハンザ体制のような国民主権の国へ戻すと同時、集合を果たした。一九二〇年頃、彼らは極秘の国防機関として存在している。
その構造は、速読歴の長を頂点に、その下に大将軍の副長。
その下に、陸海空の三軍に、開発部、情報部の長をあわせた五大頂がいるというもの。<
引用終わり。

現実のドイツ第三帝国にも、この名前の機関はあったというか、秘密機関という意味でゲシュタポ等の呼び名としても使われていた形跡がある。
…まあ、第三帝国には秘密機関はいっぱいあるし。