終わりのクロニクル③中   著…川上稔/電撃文庫


ということで中巻。
川上氏初の中巻。なのだが、ページ数据え置きっていうか増量?
間の巻の割には厚い厚い。
といっても中弛み感はあんまり無かった。
重点的に書きたい所を抽出したら中巻作らざるを得なかったという所か。
今回の主役(月読・京)の成長をじっくり書いているというのがよく解った。
昨今の就活中の大学生にありがちな思考だなとは思ったが。
そこからモラトリアムに逃げる人間がそれだけ多いと言うことかな。

自分もあながちそうではなかったとは言い切れないのでどうしたものか。

益々、一見さんお断り作品及び作者になってるが、このまま突き進んで欲しい物です。

自分が設定ヲタなのでこーゆー世界観重視の作品に弱いだけかも知れないが。